新卒が引っ越し前、家探しですべきこと
新卒が引っ越し前、家探しですべきこと
内定をもらった就活生のみなさま、おめでとうございます。
みなさまいかがおすごしでしょうか。
新生活に胸を膨らませたり、卒業研究や修士研究に身を砕いたり、学生最後の一年を楽しんだり、過ごし方はさまざまでしょう。
しかし、みなさんの多くに共通するのは、就職に伴い引っ越しをする、ということです。費用だってかかるし、事前準備は必須です。
総務省統計局のデータでは、3月および4月にかけて、都道府県を超えて引っ越す若者の割合は年間の64.5%を占めています。
http://www.stat.go.jp/info/wadai/pdf/032.pdf
そんな新社会人の方々に、家探しで陥りがちな落とし穴を4つ紹介します。
- 新卒が陥る物件探し時期の落とし穴
- 新卒が陥る不動産会社選びの落とし穴
- 新卒が陥る下見(内覧、内見)の落とし穴
- 新卒が陥る会社制度の落とし穴
新卒が陥る物件探し時期の落とし穴
多くの新卒は、3月に入居するはず。細かい日程まではわからずとも、早め早めに動いておかなければ、いざ家を探し始めてみたら優良物件が既に空いていない、などに状況になることもありえます。予め、不動産業者などに相談して、何月までに家を決めておくべきか、目星をつけておきましょう。 家賃以外にも重要な要素はいくらでもあります。
HOME'SやSUUMOなどのwebサイトで情報を集めるのも早め早めにしておきましょう。
ちなみに私は12月中旬に徹夜で家を探し、12月中には入居先を決定しました。
新卒が陥る不動産会社選びの落とし穴
不動産会社なんてどこでもいい。なんて思っていませんか?ここでは不動産会社による違いを説明します。主として大手と中小かで特徴が異なります。
- 大手のメリット:
- 研修が行き届いておりきちんとした対応
- 手続きが定型で、スムーズに契約可能
- 情報が豊富
- 中小のメリット:
- 仲介手数料が値引き可能
- 地元に詳しく、大手の取り扱わない物件がある可能性
などです。
ちなみに筆者の同僚には、中小の不動産業者を利用し、営業担当の失礼な対応や先払いの要求などにうんざりさせられた子がいます。
詳しく知りたい方はコチラをご覧ください。
新卒が陥る下見(内覧、内見)の落とし穴
下見で確認すべき項目は思った以上にたくさんあります。事前に準備をきちんとしておくことが必要です。
- コンセントが少ない
- 適切な位置にない
- 床が傾いている
- 近くのビルで太陽光が入ってこない
などなど、さまざまなリスクがありますので、きちんと事前確認を行いましょう。
詳しくはコチラのサイトをご覧ください。
値段交渉の落とし穴
値段交渉ってそんなのできないでしょ。。。なんて思っていませんか?家賃を下げることは困難でも、初期費用なら交渉による値引きも不可能ではありません。
ただでさえ引っ越し前後は費用がかさむもの。敷金や礼金などの初期費用を下げられれば家具を買う資金にも余裕ができますよ!
新卒が陥る会社制度の落とし穴
あなたの入社する会社は住宅補助や、交通費補助などの制度はありますか?
ある場合はその支給条件を確認しておきましょう。会社に近い場所を選んでしまった結果、
交通費が支給されないということもありえます。新社会人になるにあたって、いつまでにどのくらい貯金をするか、考えている人も多いと思います。貯金したいならば、事前の費用・生活費の見積もりは必須ですね!
ちなみに筆者は会社から1.5km圏内の家に決めたために、電車で2分のはずが、徒歩20分かけて通勤しております。
電車に乗ってしまうと、1日往復400円の交通費がかかるため、月8000円程度の出費になります。
引っ越したばかりの新卒にはあまり金銭的余裕がない場合が多いと思いますので、私と同じ轍を踏まないように気をつけてくださいね。